支援者として
トレーニング場面で、強化子としてオヤツなどを使う事があります。
その時に、フードを使ったり市販のジャーキーなどを使ったり肉をゆでたものを使ったり、環境によって使うものを変えたりします。
考えれば、家で食べているフードでも出来るという事は、それだけ落ち着いているという事にもなるし、逆に初めての場所や初めてのチャレンジだったらフードより犬がより好きなオヤツを使う方が良いと思います。
このオヤツの価値の増減で行動を引き出そうという考え自体は、間違った事ではありませんが、普段食べているフードでも出来るような環境調整にも気を使うべきかなぁと思います。
オヤツも刺激です、それの増減で行動を変える、若干、強制している感もありますし、生まれた時から、食べる事は維持されている、つまり強化子として機能しているので、それは有効であるわけですが、その時、動物が求めているクリティカルコンシークエンスではない可能性があります。
その場合、強制的にならないように環境設定が重要だと思います。
刺激の増減と言えば、罰を使う方法でも使われています、ただ、この場合は、刺激が強くなることは、嫌な事や身体的痛みなどが増えます、オヤツはというと美味しいものが増えます、ここでも、どちらが人道的かとか、倫理的か?と考える事もできます。
ただ、罰を使わないトレーニングでも、嫌悪刺激は、使います、嫌なものに慣らすという作業では、嫌悪刺激がないと、トレーニングができません、ただ、刺激自体を小さくする、という環境設定が必要です。
この図は、行動分析学のスーザン.フリードマン女史が考えた行動変容のヒエラルキーです、ポジティブなトレーナー達の世界基準になっています。
罰を使うという手段は、通行止めになっています、そこに行く前にも消去や負の弱化その前の分化強化の所にもバンプーがあり、もう一度そこを選択する前に立ち止まって他にできる事はないか、何かを見逃していないか良く考えてから進むように、という風になっています。
トレーニング場面で、お座りで、待つ事を教えるとき、フードボウルにフードをいれて、お座りしている犬の前にだし、動いたらフードボウルを引き上げる、そうする事で待つ事を教える方もいます。
これは、負の弱化ですが、これは、動いたら遣らないよ、と伝えているんだと思いますが、これって、パワハラと同じですよね、資源で相手を支配するという、そして、この時、最初は、必ずエラーを起こさせています、これもどうかなぁと思います。
罰を使う場合は、罰を使う事で悪戯を止めたとすると、これは、正の弱化です、これを経験すると、次に同じ場面で、また罰を使うようになります、もうすでに、学習していて、罰を使えば悪戯が無くなると分かるからです、ここまで来ると負の強化になるので、罰を使う事が強化されます、強化されるので、罰が効かなくなると罰の強度を上げるようになり、エスカレートすれば、虐待に繋がります。
で、よくよく考えると何度も繰り返すという事は、罰が機能していないと言う事で学習は、罰を使っても起きないと言う事です。
悪戯をしている時は、その悪戯をやめさせると考える病理的アプローチではなく、もっとコンストラクショナルにアプローチしていくことを考えてるべきです。
教育、教えて育てること、強化し繰り返しやってもらうこと、その手伝いを飼い主さんがやり、分からない所をトレーナーが支援していけるといいのかなぁと思います。
その時に、フードを使ったり市販のジャーキーなどを使ったり肉をゆでたものを使ったり、環境によって使うものを変えたりします。
考えれば、家で食べているフードでも出来るという事は、それだけ落ち着いているという事にもなるし、逆に初めての場所や初めてのチャレンジだったらフードより犬がより好きなオヤツを使う方が良いと思います。
このオヤツの価値の増減で行動を引き出そうという考え自体は、間違った事ではありませんが、普段食べているフードでも出来るような環境調整にも気を使うべきかなぁと思います。
オヤツも刺激です、それの増減で行動を変える、若干、強制している感もありますし、生まれた時から、食べる事は維持されている、つまり強化子として機能しているので、それは有効であるわけですが、その時、動物が求めているクリティカルコンシークエンスではない可能性があります。
その場合、強制的にならないように環境設定が重要だと思います。
刺激の増減と言えば、罰を使う方法でも使われています、ただ、この場合は、刺激が強くなることは、嫌な事や身体的痛みなどが増えます、オヤツはというと美味しいものが増えます、ここでも、どちらが人道的かとか、倫理的か?と考える事もできます。
ただ、罰を使わないトレーニングでも、嫌悪刺激は、使います、嫌なものに慣らすという作業では、嫌悪刺激がないと、トレーニングができません、ただ、刺激自体を小さくする、という環境設定が必要です。
この図は、行動分析学のスーザン.フリードマン女史が考えた行動変容のヒエラルキーです、ポジティブなトレーナー達の世界基準になっています。
罰を使うという手段は、通行止めになっています、そこに行く前にも消去や負の弱化その前の分化強化の所にもバンプーがあり、もう一度そこを選択する前に立ち止まって他にできる事はないか、何かを見逃していないか良く考えてから進むように、という風になっています。
トレーニング場面で、お座りで、待つ事を教えるとき、フードボウルにフードをいれて、お座りしている犬の前にだし、動いたらフードボウルを引き上げる、そうする事で待つ事を教える方もいます。
これは、負の弱化ですが、これは、動いたら遣らないよ、と伝えているんだと思いますが、これって、パワハラと同じですよね、資源で相手を支配するという、そして、この時、最初は、必ずエラーを起こさせています、これもどうかなぁと思います。
罰を使う場合は、罰を使う事で悪戯を止めたとすると、これは、正の弱化です、これを経験すると、次に同じ場面で、また罰を使うようになります、もうすでに、学習していて、罰を使えば悪戯が無くなると分かるからです、ここまで来ると負の強化になるので、罰を使う事が強化されます、強化されるので、罰が効かなくなると罰の強度を上げるようになり、エスカレートすれば、虐待に繋がります。
で、よくよく考えると何度も繰り返すという事は、罰が機能していないと言う事で学習は、罰を使っても起きないと言う事です。
悪戯をしている時は、その悪戯をやめさせると考える病理的アプローチではなく、もっとコンストラクショナルにアプローチしていくことを考えてるべきです。
教育、教えて育てること、強化し繰り返しやってもらうこと、その手伝いを飼い主さんがやり、分からない所をトレーナーが支援していけるといいのかなぁと思います。
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