ハーネスユーザーになってから、自分の犬に首輪を着けたことがないんです、というか、着けるという事すら想像した事もないんだよね。
中には、ちょっとトイレに出す時は、首輪の方が、簡単だから使うと言う人や海外の有名なトレーナーも使っているとか
これって自分が首輪を使う事を正当化しているように聞こえなくもない?
うちは、トイレに出す時に、リビングから裏庭にだすんだけど、そこは、脱走しないように、囲ってあるので首輪もハーネスも何も着けないんだよね、要は犬に何かをするのではなく環境設定で対応しているんだけど、そもそも首輪よりハーネスが良いよねと言う事を発信しているから余計そうなのかなぁ。
同じ方向を向いているはずの方々なんですが、ちょっと違和感を覚えるんだよね。
首輪が悪い訳ではなく、せっかくハーネスユーザーになったんなら、首輪を着ける理由を考えるより、如何にハーネスでも大丈夫な環境設定を考えるとかはないのかなぁ。
面倒くさいもあるかもしれませんが、そんな理由でって、かわいい子の事なんだけどね。
係留する時は、確かにハーネスより首輪の方が良いです、これは、間違いないです、でもよく考えると、係留するような状況って、どんな時?飼い主が、犬を置いていなくなる時という事だけど、そんな状況は作りたくないよね。
超大型犬(60kg)と中型犬(17kg)の2頭引きです、ハーネスと1.8mのリードを使っています。
大型犬は制御が効かないから、首輪じゃないとダメと言われることがありますが、それは違うと思うんです、この超大型犬も、3歳手前で保護し、来た当初は、玄関の扉が開いたら、猛ダッシュでしたし、歩いていてもマイペースでどんどん歩く子でしたが、教えれば、落ち着いて歩けるようになります、リードショックでいう事を聞かせるのではないので、時間は少しかかるかもしれませんが、それも犬育ての一つだと思います。
スポンサーサイト
今年も残すところ、あと1週間ちょいになりましたね。
今年は、色々あった一年でしたが、まぁ、何とか年は越せそうです。
遅くなりましたが、来年の愛護センターでの”お悩み相談室”の日程が決まりましたので。
今年1年も、色々と勉強することができ、来年も、皆様に、動物にフェァな介入をフィードバックできると思います。
学び続ける事って、大事です、昔の知識のままだったら、という時があったりします、今までも、学び続けて、これが一番新しい知識だと、思っていてもですから、問題行動を治すことに目を向けて、方法ばかりを勉強していては???、それが、その動物のためになるのか、その動物は幸せになるのかを常に考えていかないといけないという事を、常々、教えて頂いている先生にも言われています。
来年も、少しでも動物のためになるように、勉強し続けます。
小型犬の、吠えで困っている飼い主様は多くいるようです。
単純に、吠えるといっても、なんの目的で吠えているか?行動の形だけでは、中々、分かりません。
相手を遠ざけたくて吠えている場合もあれば、近づきたいけど、飼い主に止められて吠えている場合もあるし、飼い主への要求で吠えている場合もあるし、何かしら過去の学習からの場合も
先日のお客様は、激吠えするので、トレーニング教室にも行っていたことがあって、回避やオヤツを使って、人に馴らす練習もしていたようですが、その吠えが、何を目的にしているのかアセスメントさせてもらってら、近づきたい、かまってもらいたいという事が分かりました。
で、ここからは、近づいて撫でてもらいたいという、その子の望みを叶えててやりながら練習する
オヤツも、当然罰も弱化の手続きも使わずに、良い感じに吠えずに撫でられるという事を選択してくれました。
吠えるというエネルギーを使う行動から、もっと簡単な行動で目的達成することを理解したようでした。
今回は、うちの店でという状況ですので、別の状況ではまた別の反応が出るかもしれませんが、出来ている場所から広げて行く事も出来ると思います。
少しくらい吠えたって、犬だから良いよね、この考え方は大事です、ですが吠え続けることは、やっぱりストレスになると思うんです、なので、少しでも、穏やかに暮らせるように出来ると良いのかなぁ。
21日は、今年最後のお悩み相談室ですが、今回はノーズワークだけになります。
先日の話、店の看板やのぼり旗を出そうとしていると、大型犬を連れた方が通りかかり、犬にオヤツを使いながら待てをさせていました。
その子は、人が大好きで、こったに来たくてしょうがない様子で、動いてはリードで引き戻され座らされてオヤツ
あきらかに、トレーナーさんに付いたことがある感じだったので、どうしようかなぁと思ったんですが、、、ちょっと話を
聞くと、まだ7ヶ月の女のコで人が好きで引っ張って近づいて飛びついてしまうので、オヤツを使ってお座りを練習しているとか、
ちょっと遊んでいいですか?と聞いて、その子と、、、久しぶりの大型犬との戯れ、やっぱり良いですね。
で、10分かからずで、飛び付きは激減し座ったり伏せたりすることが増えて来てきました、オヤツを使わなくても行動は変えられます、というか、この場合は、オヤツという選択肢を増やす事で犬が混乱しているのかもしれません。
その後も少し話をしながら、もう少しトレーニングという遊びをしていたら、自然に飼い主さんの脇で伏せたので、「ここでオヤツをやってください」と。
まだまだ始めてなので、行動が定着しませんが、立ち話の時に飼い主さんの脇で自主的に座ったりしてくれたらいいですよね。
オヤツは、何を強化するかを明確にしていた方が、いいですね、
始めに飼い主さんがやっていたように、座らせてからオヤツを与えるのと、自主的に座った事にオヤツ、どちらも座ったあとにオヤツをゲットしていますが、、、
もう一つ、その飼い主さんが、大型犬なので、中々、制御できないのでチョークを使っている、と。
これも、人が力で制御しようと思うから、その様な道具を使い、犬も、力で対抗するんだけど、その辺の考え方は、中々変わらないんだろいなぁ?と思ったり。
飼い主さんが怪我するようでは、大変ですしクライアントさんでもないので、、、
犬の行動の問題に介入する時に、犬を飼う前に思い描いていた犬との暮らしを聞いたりします。
大抵の方が犬が自分の脇にいて、撫でたりしながらテレビを見ながら寛いでいる、とかを想像することが多いというか、それを理想と考えていることが多いです。
もっとアクティブに一緒にドッグスポーツを楽しむとかもあると思いますが、家の中でという状況では、やっぱり穏やかに過ごしてもらいたいですよね。
なので、トレーニング場面ではなるべく、犬を興奮させないように気を付けています、昔は高い声で褒めたりしてテンションアゲアゲでなんてことも言われていましたが、今は、そんな風にやることは、、、
見た目で言えば犬が楽しそうにやっている、と見えるかもしれませんが、楽しいのか興奮しているのかは、見た目では分からないと思うんです、もし興奮していたら興奮を教えているという事になったりするかも?
まぁ楽しくて興奮していることもあるとは思いますが、いずれにしても興奮させるのは良い事ではないのかなぁ。
それと落ち着いている方が学習は進むと思います。
雨で散歩に行けないので、家の中でボール遊びをやってます、なんてこともよく聞きますが、リビングはあくまでも、落ち着く場所であってもらいたいと思います、なのでアクティブなことは外で、家の中では、落ち着いた遊びという風に環境で行動を選択することもいいのかなぁと思っています。
うちの、あずきもそうですが、ほとんどの犬は暇なら寝ています、飼い主がいる時は飼い主の膝の上だったり、いない時は、自分のベットだったりクレートの中だったり今ならコタツの中だったり
落ち着いた犬を最終目標にするのであれば、家の中での遊び方は考えた方が良いと思います。