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ハーネス装着トレーニングの続き

毎日の散歩の度に脱着するハーネス、なるべく負担の少ないようにと、毎日、続けて






ボディーランゲージを見ると、まだ、ハーネス=嬉しい、とまでは、行ってないようですが、毎日、やっていく中で情動が変わってくれることを期待し丁寧に、楽しくを続けたいと思います。



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信頼の貯金を

知り合いのトリマーさんから紹介されて先日からメールでの対応をしてきた小型犬さん


吠える噛む、特に噛むことの認識が獣医さんの見解が間違っていたというか、目的を見間違えていて、飼い主様も混乱し、どうしていいか分からないという相談。


問題と思われる行動が9個くらい書いてあり、一つ一つ解説しながら対処方法を返信。


何度かのメールのやり取りで、ほとんど解決したようで、今日は嬉しい報告を頂きました。


今までは抱くと暴れたり噛んだりしていたようですが、今は脱力して抱かれていて顔周りを触っても落ち着いています、と。

でもここで無理は禁物

今まで、嫌だったことが大丈夫になったからと言って、快く思っているかはわかりません、なのでまずは抱っこして落ち着いていることを褒めたりオヤツをやったりして、抱かれる事に良い印象を与えるようにしてもらい、抱かれても安心安全ということをしっかり定着されてから、次のステップに進むように、とアドバイス。

安心安全があってこその信頼関係、ここを積み重ねることは、とても重要なので、信頼貯金なんて呼ばれてもいます。

信頼貯金が多ければ、もし万が一、嫌なことをしてしまっても、預金が少し減るだけで0にはならないし、また積み重ねていけばいい訳で、急がば回れ、それが一番の近道になるんじゃないかなぁ。

問題行動が出てからの修正は手間がかかるという事です、犬を飼い始めたらすぐに、トレーナーさんに相談することをお勧めします。


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失敗を成功に

問題行動って飼い主が困っている行動で犬にとっては普通の行動なんですよ、なんてよく言われています、でも困っているんですという飼い主様は多いです。


今いる環境がその犬にとって、その行動を必要としているだけ、とはいうものの、中々、理解されず犬だけを変えようとしたり、問題犬だとレッテルはったり。


トイレの失敗について

トイレトレーの淵に向かってする犬もいます、飼い主さんから見たら外に、はみ出すこともあるので、改善したいと思う方もいますが、
そもそも、そのトイレの大きさは大丈夫?

一般に小型犬用として売られているトイレトレー、誰がこのサイズを決めたのか分かりませんが、あずきはもっと大きい(ワイド2枚分)を使っています。

お陰様で来てから失敗は2回ほど、保護した初日に1回(ビビりしょん)とトイレを小さいのに変えた時だけです、要は大きければ失敗しにくいということだと思いますが、かといってデカすぎてもという話にもなりますが。

話は戻り、トイレの淵に向かってする子、うちでは2頭いました。

まぁく(チワワ)は外から前足だけ入れて、用を足すので全く問題ありませんでしたが、康介(コッカープー)は中から外へだったので、その周りにもう1枚ずつ敷いて、失敗ではなく成功にしていました。

それとは別に、1.8ℓのペットボトルにペットシーツを貼り付けたら、それに向かってやってくれたので、トレイの中でするようになったり、犬ができるように工夫したり、失敗だけどそれも成功というように、でっちあげるのも一つの方法かもしれません。

で、こんな風に犬と向き合っていくと犬の問題行動を止めさせるという考え方から、どんな工夫をしたら別の行動をしてくれるんだろうかという発想に切り替えていけるのかなぁと思います。



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頑張りました。

昨日は、

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愛護センターでの、トレーニング教室でした。


犬や人に過剰反応してしまう犬の練習相手に、あずきを連れて行ってみました。



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両方の犬がいっぱいいっぱいになる前に、セッションは終了しましたが、相当疲れた感じのあずき、もう少し時間配分を考えなければと少々反省です。


で、あずきは、ここで自宅へ戻し

その後はノーズワークを


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参加者は5頭、


過剰反応していた犬も徐々に慣れて来て、抱っこから床に降ろしてもらい、良い行動をマークしていくと、伏せて待てるように。


本格的なノーズワークというより、宝探しゲームなので、周りに犬がいても、飼い主さんと落ち着いて待っていられるという練習も兼ねています。


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次回は、7月7日です。

装着練習

ハーネス装着時に逃げ回るとか、どこかに隠れるとか、抱っこすればできるとか台に乗せればできるとか、

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ハーネスを付ける時に、どうしたいのか具体的なものが分かると良いですよね。


ハーネス見たら喜んで来るとか自分からハーネスに頭を通すとか


よく考えるのがハーネスを付けると散歩に行けるから散歩が楽しければハーネスを付けるのを嫌がらないんじゃないか?



でも、これって全く違う事なんですよね、

前にも書きましたが、あずきは、FLHの0号の時は何ともなかったんですがタイニーに変えてからハーネスが嫌になってしまいました、かといって、散歩が嫌いというわけではなく散歩には行きたいけど、そのハーネスはちょっと、、、という感じで


その日によっては、付けませんという日もありましたが、うちでは嫌なら良いよということで、あずきの選択に任していました。


実際の犬の気持ちは分からないのですが、そんな日もあるさという感じです。






なので、せっかくハーネスを付けるんだったら、嬉しい、楽しいの方がいいよね、と


この練習は、毎日、散歩の時にやる訳ではなく日々の遊びの中に取り入れてます、今日もこの後に引っ張りっこや持って来い遊びをやったり、、、

飼い主さんと遊ぶ時は楽しい事がいっぱいあるように工夫しながら自分からハーネスを持っている飼い主さんの元に寄ってきて、ハーネスを見せたら自分から頭を通すように練習していけばいいだけで、散歩ありきで散歩の時だけハーネスを付ける、それも無理に付けることがあればハーネスは段々嫌いになっていくかもしれませんよね。

日頃、どれだけ練習してハーネスを良いものに変えていくか、地味ですが大事です。

台に乗せればできる、抱っこすればできる、これは、犬の気持ちではないので、素早くつけて美味しいオヤツを一杯やるのも一つの手かもしれませんね、嫌な時間はなるべく短くも大事だと思います。

日頃が大切

先日の休みの日に、今一緒に勉強している、トリマーさんから相談があった小型犬×2に会いに行ってきました。


どちらの子も飼い主さんの接し方を少し変えていただくと、少しずつ改善していってくれそうですが??


一方の飼い主様、犬の運動のためドッグランに週4回は行っているらしい?

犬のことを思ってドッグランへ行っているんでしょうが、ドッグランで何を学んでくるんだろうか?他の犬と走り回るとか、興奮の練習をしに行っている可能性は無きにしも非ず。


楽しそうに見える事も興奮しているだけの場合もあるし、興奮はやっぱりストレス反応だとも思いますし、如何に日ごろからストレス軽減できているかは問題行動改善には重要だと思います。

ベースの部分が満たされていなければ、いずれ崩れる場合は多々あります、ですがそれでも崩れないという個体もいます、完全家畜の犬の場合は、悲しいかなあるんですね。

自分でも、あずきに頑張らせていることもありますし、これを書きながら反省もあります。

犬は置かれた環境に慣れていきます、それが基本の生活になっていきます、基本を崩すことは、ストレスがかかるという事です、日々、穏やかにまったりと過ごしていければ、良いのですが、病院やトリミングにもいかなければなりません、最近はオヤツを使ってくれる獣医さんやトリミングサロンも増えてきていますが、そこだけで練習していても、中々、難しいと思います。

家で少しずつでいいので練習できると、病院やトリミングサロンに行ったときにストレス軽減になってくれるのではとは思いますが。


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こんなに簡単に

エリーや康介と散歩をしていた頃、会うたびに激吠え、先に気づけばこちらが回避するんですが、回避という選択肢はなく、そのたびに、リードで引きずられていた小型犬達、

可愛そうだし、何とかしたいなぁと思っていましたが、中々、お会いする機会がなかったんですが、先日、偶然にもあずきの散歩のときに出会いました。

あずき1頭だったので、過剰な反応はなかったんですが、見ると片方は、人が大好き、もう片方は人が苦手という感じ



オヤツやっても良いですか?と聞くと大丈夫です、と。


飼い主さんにリードを緩めてもらい、自発的にオヤツをゲットしてもらいようにすると


一気に緊張が溶けて


飼い主さんは、こんなに簡単に?と驚いてました。


今日も会ったんですが、人が苦手だった子の方がフレンドリーに近づいて来て、、、


犬が変わったことで、こちらの言う事も聞いてくれそうだったので、飼い主さんに、あまりリードを引っ張ると犬が緊張しするし、苦しいかもしれませをよ、と伝えました。


飼い主さんは、吠えを止めさせようと考えるので対応は罰を使うという選択が多いですが、犬に嫌な思いをさせない方法も色々ありますし、それを広めていきたいと思っています。



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管理も大切

今日の朝の散歩は、ハイブの公園まで。


途中で会った小型犬さん


前傾姿勢でリードは飼い主さんが止めている状態、あずきの反応は普通の状態


飼い主さんにリードを緩めてもらうと、前傾姿勢もなくなりあずきと挨拶。


いつも、ぐいぐい行って、しつこく匂いを嗅いでは叱られるんですと。


あずきは、どうぞという感じで匂いを嗅がせていましたが、中には「嫌だよ」という感じでガウっと顔のあたりにくる子もいます。


これが勉強になるという考えもあるでしょうが、知らない犬に自分の犬の教育をしてもらうのは、???

何より、他の犬が嫌がることを、平気でしてしまう犬に育てるのもまずいと思うので、飼い主さんが匂いを嗅がせる時間やどの犬でもではなく、選択した方が、それと、ガウっとする犬にとっても悪い勉強にもなりかねないので、双方の事を考えて、その辺の管理は大切だと思います。




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気づき

昨日は、愛護センターでのトレーニング教室がありました。


お悩み相談の参加者もノーズワークに初参加してもらいました。


できるかなぁ?と心配していましたが、徐々に出来るようになっていき、飼い主さん、「うちの子、いい子になったみたい?」なんて


今回、参加メンバーで一番の経験者は、最初は、自分のいる場所から動けず目の前から練習していた子でしたが、今日は、皆さんのお手本になり、自信満々に探す姿が、とても印象的でした。

そして、飼い主さんの努力もあって、苦手だった留守番が随分できるようになってきたそうです。


もう一つ、初参加の飼い主さん、ノーズワークをやっている方々を見ながら、「皆さん、褒めるのが上手だし、リードの扱いも優しいし」と

人のふり見て我がふり直せではないですが、自分で気づいてもらう事はとても重要かなぁと思っています。

トレーナーに言われて直すより自分で気づき、こうしなければと思ってくれた方が、本人のモチベーションも上がると思うんです。


1回2回では、何が変わるかですが、継続してきていただき、その後の経過なども教えていただけると、また、アドバイスもできますし。



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次回は23日(水)です。

何もしないで、、、、

犬は、吠える動物です。


口に犬と書いて吠えるだよ、「わんわん」いうのは当たり前とは言うものの加減というものもある。



あずきも来た当初は人も犬にも、みんな吠えまくっていました、それが人が大丈夫になり、小型犬が大丈夫になり




それでも、大型犬はやっぱりダメで、、、、、でも、今はほとんど吠える必要が無くなったようです。


何もせずに、こうなった訳ではありません、定期的に合っていればなれるかも??確かにそれもあるかもしれません。


やり方は色々あると思いますが、あずきは比較的早く大丈夫になったような気がします。


大切なのは、吠える練習をさせないことです、オヤツに頼りすぎないことです、あずきの場合は、もっと大切な強化子がありました。


その子その子によって、強化子も違うと思います、犬がその場で一番望んでいる強化子を探し出し提供できると良いですね。


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プロフィール

malaku2003

Author:malaku2003
ドッグライフサポート    ひまわり

第一種動物取扱業の種類 訓練
番号 新潟県長保第1904019号
所在地 新潟県長岡市
登録 元年10月18日
期限 6年10月17日
氏名   小川雅浩

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