昨日の、獣医さんとの会話
「高○先生から、メールが来て、幸ちゃんまだ生きてますか?」と。
掛かり付けの獣医さんが「まだ生きてますよ、体重は、少しづつ減ってますけど」と返すと、
「再発すると通常、一ヶ月半で殆どの子は、亡くなるんだけれど、頑張ってますね。」と、、
再発を確認したはのが3月、もう3ヶ月を越えて頑張ってくれています。
患部は閲覧注意レベルだし、独特の匂いがするし、幸い痛がるとか、苦しそうというのがないので、また、良いですが。
午後からは、躾教室
始めての方は、カウンセリングをしてもらい、その後、ノーズワークを[
広告]
やっているのは、初心者向けのコンテナサーチ、その後、箱を積み上げたり、角度をつけたり、最後は、飼い主さんも、どこに入っているか分からないように、箱を裏返した状態でのサーチを。
一旦通りすぎてから、あれ?という感じで戻ってみたり、そんな姿が微笑ましかったり、、
終わってから、トレーナーさん達と、今後の事やら色々話をして、何時ものように話は脱線ばかりして、結局まとまらず、楽しいだけの時間が過ぎ気がつけば7時を回っていて、慌てて解散。
首を長くしていた犬達を連れて40分くらい散歩して、帰宅、楽しい一日でした。
スポンサーサイト
前の記事で、どうやったら治るのか?とか、その行動が変わるのか?という質問を受ける事がありました。
似たように、家族が動くと噛むとか、吠えるとか、、、、
行動自体は似ていますが、原因は、それぞれあるんだと思います。
今回の件を例に上げれば
最初に聞いていたのは、「お父さんが動くと、かかとを噛みに行く」という事でした。
なので、1回目のアドバイスは動くことに対して、気にならなくなるようなトレーニングのアドバイスでした。
その後、お父さんが「昼間は、いい子なのに、別犬になる」と、
要は、娘さんが帰ってくると、その行動が出るという事でした。
ここで、行動分析学のABC(三項随伴性)で考えるという事が出てくるんですが、その行動がストレスが多いからとか、この犬種はとか、年齢が若いからとか、性格がとか、人間から見たラベリングだったりしたら、、、、
行動をABCで考えられるかは、とても重要です、何故なら、その問題となっている行動は、その現場で起きている事で、それがいつも起きているという事は、そこに、それを維持するだけのメリット(C)がある訳です。
なので、そのメリット(C)は何かを考えて見つけ出す、そして、それを操作する事で行動(B)は変わりますし、その環境(A)があるから起きる行動なので、環境(A)を変える事でも行動(B)は変わります。
どちらを、操作するか?はそれぞれです。
この環境(A)の中に飼い主さんという最大の物があります、飼い主さんが変われば、行動が変わるというのは、よく言われる事ですよね。
今回の視点も何でその行動が出るかを、考える訳です。
今回の事で何をどうやったかは、書きません、何故なら、これをやれば噛みつきが治るという事で真似をしても解決しなかったになっては、、、、
ネット情報でも、これで噛みつきが治りますとか、吠えが一瞬で治りますとか、それを真似したけど治らない何てことはよくある事で、それは職人技で、治すとか、罰をしっかり機能させられるかとかになると思います。
問題行動に困っている方は、日々勉強している専門家に相談することをお勧めします、昔からの知識で、アップデートしていない方はお勧めしません。
ちなみに、普段から言っているストレス軽減は、やっぱり必要です、問題行動解決とは関係なく犬の生活の質を上げるためにも、是非取り組んで頂きたいと思います。
ストレスレベルが低くなれば反応も過敏にはなりにくいですので、問題行動の出現リスクが低くなると思います。
愛護センターでやっている無料の躾教室に以前、1~2度来ていた方で、お父さんが動くと足を噛みに行くという相談がありました。
いつものように、まずは首輪からハーネスに変えロングリードに付け替えて犬主導の散歩に切り替えてもらい、少しづついい方向へ行っていた、、、と聞いていたんですが。
今回の石渡さんのセミナーに応募してもらった時に、現在の様子を聞いてみると、問題行動は全く改善されていないと。
改善が無ければ、次を考えるのにと、思いましたが、、、
で、セミナー終了後の状況を詳しく聞き、何が原因でその行動が出るのかを検証し、対策を考え、石渡先生に伝えると、多分それでいいという答えと、だったらもっと簡単に、こんな事でもいいかも?という答えが。
飼い主さんに、メールし、すぐに実践してもらいました。
で、本日メールで、どんな感じか聞くと、病気になったかと思うくらい大人しくしています、と。
動くたびに噛みに行く、、、、この行動自体ストレスになるだろうし、穏やかな生活をこのまま続けていってもらいたいものです。
難しいトレーニングもいらず、行動が変わる、、、、
これも今までの下地というか、散歩の仕方などによるストレスマネジメントの効果もあると思います。
それと、行動の原因、何故その行動が起るのかを導き出す行動分析学、もっともっと勉強していかないと、と思います。
幸の様子ですが、先日の雨の日に、自分で舐めてドロドロだったので、シャンプーをして、少し綺麗にしてやったんですが、また、舐めてドロドロ一歩手前で、、、
腫瘍自体は少しづつ大きくなって来ていて、食欲も落ちて今はドッグミルクとチュールだけ、体重も落ちて3.15kgで、ガリガリ状態です。
水曜日に抗がん剤と抗生物質を注射して、、
その夜から、食欲が戻り、ドッグミルクとチュール、それに、犬のレトルトを一袋を食べていて、体重をはかったら0.05kg だけ増えていました。幸は、先生の余命先刻を越えて頑張ってくれています。
昨日は、石綿先生による学習とクリッカーのセミナーでした。
前日の夜に新潟県北部と山形県を襲った地震で、少し焦りましたが、参加者の皆様も、交通網も被害もなく、無事に開催できました。
学習の部分で少し混乱している方もいましたが、最初は、みんなそんなもので、クリッカーの実技は、普段は、歳のせいで、脂気がなく、レジ袋をあけるのに手間取るのに、何故か、この時は、気合いが入りすぎたのか、小豆を持つ指先が汗ばんで、小豆が、手からはなれず、あちこちに飛び散る場面も、、、
久し振りに、何かを一生懸命やる、という体験、、、結構、燃えました。
一応、来月で、最後になりますが、個人的には、もっと続けて勉強したいなぁと思います。
先生は、秋から大学生として、もう一度、行動分析学を学びにいかれるそうです。
この、学び続ける姿勢が素晴らしいですし、見習わなければならないところです。
愚痴になってしまいますが、8月から始まる愛護センターの躾教室では、いまだにアルファーロールをやっています、何十年遅れているの、です。動物達のため、学び続ける事、大事なことです。
明日も13時開始です。
今回は、学習とクリッカーで、人間のタイミングの練習もやる予定です。
ということで、クリッカーとトリーツポーチの持参をお願いします。
急な連絡で、ない方もいると思いますので、もし、予備がある方はご用意頂けるとありがたいです、宜しくお願いします。
昨日は、躾教室の後、飛び付きと甘噛み、それと、散歩で歩いてくれない、というお悩みの7か月のゴールデンレトリバーの男の子相談でハイブ長岡へ行ってきました。
前日、どんな様子か動画を送って貰って、「大したことないですね」と飼い主さんに返信。
車から、降りて近ずいてくる様子から、「まず、首輪から、ハーネスに、変えますね」と。
ハーネスに変え、ロングリードを繋ぎ散歩のスタート。
最初は、少し飛び付きましたが、それには、かまわず良い行動だけを拾って強化。
飼い主さんもびっくりの変わりよう、、、
首輪と短いリードでの散歩は、犬の為の散歩ではないこと、散歩はあくまでも、犬の為のもでなくてはならない事など、まずは、犬を飼うことのベースになる話をすると、
「本やネットで見ることと、随分と違うんですね?」と
問題行動に対して、こんな方法で治ったとか、あんな方法があるとか、こんな道具を使うと楽だよとか、、、、
でもそんな事ではないんですよね、
いい行動をいっぱいやっているのに、どうしても悪い行動が目立つので、それを何とかしたい
気持ちもわかりますが、まずは犬の事を考えて、、、、
今回も、ハーネスマジックを体験してもらいましたが、やっている事は犬の行動の自由度を上げる事です。
まぁ、警察犬のような使役犬のトレーニングは、全く違うと思いますが、伴侶動物としての犬のトレーニングは、犬に優しいやり方を模索してもらいたいものです。
昨日は、愛護センターでも無料の躾教室でした。
いつものように、行動の問題に対しての個別のカウンセリングと今回は澤田先生によるノーズワーク体験(初心者編)がありました。
ぎゃんぎゃん吠えていた犬も、ノーズワークが始まると見事に集中し、自分の犬の能力にもびっくり、その後の行動の変化を飼い主さんも喜んでいました。
一番驚いたのは、最初の1頭が始めた途端、周りの空気が一瞬で変わったような、吠えていた犬もまったく吠えることなく
犬と遊ぶというと、アクティブなことを想像しがちですが、ノーズワークも素晴らしい犬との遊びになります、そして落ち着いた犬を育てるには、とても役立つと思いますし、ストレス軽減にもつながります。
当然、アクティブな遊びも大切、とにかく犬を飼ったら、一緒に楽しい事をする、その中でお互いのコミニュケーションをとれるようになることが、いい関係性に繋がると思います。
次回の無料躾教室は、26日です。
カウンセリングが必要な方は、予約が必要です。カウンセリング以外で2時半ころからフリーで参加できるノーズワークやリードスキルなどをやってますので、お気軽に参加してください。
散歩で初めて会った柴犬さん。
うちは直進、その子は丁字路を横切って、、、
エリーは、少し興奮気味に早足になりかけたので、リードを固定、それに気付き戻って来たので、オヤツを与え落ち着かせ、、、
まだ若くこっちに、興味津々の柴犬さんはというと、こっちを見る度に飼い主さんに、リードを引っ張られる、それを、何度も繰り返され、渋々ついて行く、という状態。
うちの犬を見る度にリードショックという嫌悪刺激が、これで柴犬さんは、うちの犬に良い印象なんて、持つはずかないですよね。
エリーも康介も、柴犬さんから、飼い主に視線をやると、オヤツをゲット
柴犬さんのケースとうちの犬達では、犬達が受ける印象がまるで違ってきます。
どう考えたって、オヤツを貰える方が好印象のはず?多分?きっと?犬に聞いた訳ではないので、、、本当にそうかは、不明ですがその後の落ち着き方を見ると、、、
オヤツを使うことより、飼い主がリーダーになるとか、飼い主の命令に従えとかの方が、都市伝説のように信じられていますが、犬の事を考えたら、オヤツを使う方が良いと思いますが、、、
まぁ、罰を使う方が、即効性はありますが、罰の強さが弱ければ、次もまたやるし、罰に馴れると効かなくなり、もっと強い罰を与えるようになり、どこまで罰を強くするのか考えず、効果が出るか出ないかで考えてしまうと、虐待になりかねないし、、、
そして罰を使っていくら、言う事をきいたとしても、その関係性は良好とは言えないはずです。
オヤツを使いましょうよ、オヤツを、それも有効的に、飼い主さんへの印象もとても良い方に向かうと思いますよ。
幸の食欲が戻ったので抗がん剤の投与に動物病院へ
体重が、50g増えていて、やった!と内心喜んで、、
、
ふと、掲示物に目をやると、毎年恒例の愛護センター主催のしつけ教室の張り紙。
県内、色々なところで、行政の躾教室がありますが、オヤツも使うけど首輪で、リードショックを使ったり、県のセンターでは、いまだに、当たり前のようにアルファロール何かもやってるし。
で、ここに、手伝いにいっている方の中には、嫌悪刺激は止めようと、思っている方もいるのですが、そこに、行けば、、、
愛護センターに協力していることが、動物愛護という訳ではないし、それが自己満足や気持ちいいでは、、、
やっぱりそこに、動物への愛護や福祉の気持ちがあるかが、一番大切なんだと思う訳で、この事は、自分達でもやっている無料の躾教室でも言えることで、この機会にもう一度考えよう。
つい先日、センター主催の躾教室の手伝いをしている方が、「今年は、アルファロールは止めようよ」と、センターに言って来る、と。
もう、長くセンターの躾教室に携わっている方で、自分なんかより何十倍も顔が効く方からの、意見だし聞き入れて貰えるといいんだけれど、、、
自分達の躾教室のメンバーは、自分も含め日曜日の躾教室には、仕事の都合上行けないので、中から変えるということは出来ないので、平日にやって、少しずつ実積をつんで、嫌悪刺激を使わなくとも、犬と穏やかに共生できるようになる、ということを広めていこうと思っています、というか、普通にできるんだけどなぁ。