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昨日は、愛護センター主催の「犬のお悩み相談会」の相談員としてトレーナーさんや他の推進員さんたちと参加してきました。
個別のカウンセリングで持ち時間1時間、伴侶動物としての飼い方から行動の問題に付いても、じっくり話が出来ました。
特に散歩の仕方に、ついては「匂いを嗅がせていいんですか?」とか、飼い主さん的には???だったと思いますが、ここは、個別カウンセリングなので、十分説明もでき納得してもらいました。
本日、仕事の前に、ロングリード購入者の方で、「散歩の時、リードを噛んで、散歩にならない」という相談を受け、先ずはハーネスを身体の構造を考えた物に変えてもらい、セッション、、、
リードを噛むという事で強化を受けていた行動を、別の行動を強化することで、リードを噛むより、犬本来の本能の部分が刺激され、ゆったりと散歩を楽しめるようになりました。
途中、松ぼっくりを口に咥えるなどもありましたが、その時にやるべきこと、やってはいけない事を説明し問題も解決。
ただ、いつも思う事なんですが、「ママさん、オヤツありますか?」と聞くと
「持ってますよ」と言いながら、カバンの中を探して、、、
オヤツを犬に強化子として与えます、今、やっている行動を評価して与えるので、カバンから出している間に別の行動や別の物を見てしまえば、何にもなりません。
ましては、焦れて変なアグレッションが出たら、もう最悪な訳で
散歩やトレーニングをする時には、先ず最初に、オヤツを小さく切って、いつでも取り出せるようにトリーツポーチに入れておくといいと思います。
この前段階の準備がトレーニングや散歩での、効率をぐっと上げてくれます、仕事もそうですが、この段取りが大事です、若いころに、親方に言われた言葉で「段取り8分」という言葉がありますが、まさにその通りだなぁと思います。
5月30日(木)は、49日法要のため、休ませて頂きます。
明日、25日は、予約で目いっぱいに付き、お昼の営業は休ませていただきます。
夕方は、6時より営業いたします、ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
昨日は、遅ればせながらではありますが、やっと、家庭菜園の苗を植えました。
毎年の事ですが。、キュウリやトマトナスやピーマンなどなど、無農薬で作っているので、犬達にも安心して与えられるし、きゅうりなんかは、取り立てが、やっぱり、上手いです。
で、躾教室では、5か月のシェルティと秋田犬、7か月のパピヨン達と、ベテランの犬飼さんたちとのお散歩会があったり、、、
5か月の子たちは、2頭とも安定した感じで、このまま上手に成長していってくれと、良いなぁ、とはいうものの、パピーですから、色々と悪戯は遣らかすでしょうが、、、
雑談の中で家族の食事中に吠えるという問題で、それさえなければ、いい子なんです、みたいな、、、
食事中に、何かを与えてしまえば、犬は欲しがるし、そこで提供しなければ、要求吠えもするだろうし、無視して、バーストを起こして、尚更、酷くなるという典型的なパターン。
吠えるのが問題だから、何とか吠えずに出来ないか、という相談、、、
吠えや噛みつきは、消去を使うと、バーストを起こし、そこで飼い主さんが折れてしまい、酷くなるというパターンが多く、
犬は、吠えれば何かを貰えるという、正の強化を受け、飼い主さんは、吠えられるのが、何かをやる事で、一時的に無くなるので、食べ物を与えるという、負の強化を受けて、これが無限サイクルのように、、、
いわゆる、社会的悪循環に陥っている状態で。
家庭内暴力も、これと同じ例、暴力や暴言を吐けば、親が言うことをきく、親は叩かれたくないから、いう事を聞く、どちらも強化されている行動で、暴言や暴力は、利かなくなると、どんどんエスカレートするという悲しい現実が、、、
食事中に吠える、という問題ですが、吠える事が悪い訳ではなく、この状況で吠える事に問題があり、それに代わる、正の強化で維持された行動がないというのが問題なんだろうなぁ。
これを探し出すのが、こちら側の知識で、その中で飼い主さんができるものは?
その辺も、難しい問題なんだろうし、、、、取りあえず、環境の整備やストレスマネジメント、それと散歩等の犬のニーズを満たす事は必須条件、ここ無くして、問題行動だけ止めさせるのは、飼い主の怠慢、犬と人が共生している訳だから、どちらか一方の思いを優先するのではなく、どこかで折り合いを付けなくてはねぇ。
まぁ、吠えと噛みつきは、相談の中でも、一番多いし、、、難しいなぁ。
他の犬への過剰反応の修正に、回避行動に取り組んできましたが、それだけでは、過剰反応は無くならず、、、
とはいうもの、もう少しスキルのある方なら、それでも、修正できるんだろうけど、、、、
この春から、やり方を変えて、トレーニングしてきた所、どんどん、いい方向へ行っているような??
道幅があれば、小型犬に吠えられても、飼い主を見ながら歩くという行動が出てきました。
それも、とっても自信満々に、「これで、いいんでしょう」みたいな、、、
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これは、何度もあっている、お友達の犬なので、エリーに任せて<
続きは[
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犬が人間とのルールを理解する事で、その頻度は上がり、回数を重ねる度に、自身のようなものが、行動や目から伝わってきます。
科学的に行動修正に取り組み、それと同じように、表情や身体の緊張、仕草など行動学の分野でも観察しながら、、、
ここの所、犬と飼い主の間のルールの大切さを感じています、ルールを守らないのは、必ず人間側です、犬がルールを守らないとしたらそれは、教えてもらっていないだけか、身についていないだけだよね。
にゃんこも同じだよね。
2012年に、新しい県の動物愛護センターが場所を変えてスタートし、すぐに1頭の犬が収容されました。
長く放浪していた犬で、捕獲機で捕まえ1か月後、一般譲渡が行われました。
それから、程なくして、近所に迷子の犬を発見し、写真を撮って、センターに連絡すると、ここから譲渡した犬に間違いないという事。
捕獲機を借り、頻繁に目撃情報があった場所へ設置して、それを何度か試してみたものの、捕獲機を見かけると、もう、そこには現れなくなり、、、
結局、諦め、センターに相談するも、どこにいるか分からない犬だし、人などに、危害を加える事もないので、取りあえずそのままで、、、と。
確かに、探すといっても、見当もつかないし、、、、、業務も忙しいだろうし、、、
あれから7年、あちこちで目撃情報もあり、センターも各町内と言っても、かなり広範囲に、回覧板を配り、何とか探し出そうと、、、
最近、夜になると、犬が激しく吠えているという話を聞いていましたが、12日を最後に聞こえなくなって、、、
13日、車にひかれた姿で発見されたという連絡をもらい、その旨、センターに報告、
センターでも道路管理課に確認をとって見ますと
15日のセミナーの日に、センターに確認すると、道路管理課にはそのような報告は入っていない、と。
次の日、連絡をくれた方に、直接、会いに行き、場所と状況を聞き取り、間違いなく無くなっていた事をセンターに報告。
地図で場所を確認したいという事で、センターに行き場所と状況、を説明。
実は、この周辺では、野良猫への餌やりの方が数件いて、この犬も多分、その餌を食べていたのかなぁ?と、放浪している割には、丸々と毛艶も良かったのかなぁ、、、
餌が十分あり、人の干渉や、命令なんて、まったく受けず、嫌なものい、怖い物からは、自分のペースで避ける事が出来、最後は交通事故という形で、犬生を閉じてしまいましたが、この子にとっては、幸せだったのかなぁ、、、
ご冥福をお祈り申し上げます。
先日のセミナーの後の先生との話の中でで、「何で犬のトレーナーは、オヤツを引き上げる事ばかり考えてるんでしょうね?」と。
個人的な考えかもしれませんが、元々、犬のトレーニングは警察犬訓練所でやる事が多く、そこでの競技会などでは、オヤツを使えないので、必然的にオヤツを抜かなければならず、オヤツなしでできるようになると、オヤツを使っている人は、オヤツで釣っているという風に見えてしまうのかもしれません、そしてその方々に習うと、必然的に生徒もオヤツを抜くという事が当たり前になってきていたのかなぁ??と。
でも、オヤツって何ですか?何のために使うんですか?ですよね。
オヤツは1次強化子なわけで、行動を増やすため、強化する為のものです。
パピーなどは、強化の履歴が少ないし、強化子の種類も少ない、人の子供で考えれば、子供のうちは、お母さんに抱っこしてもらったり、撫でて褒めてもらう事、お母さんとコミニュケーションをとる事が強化子になっていると思いますが、犬でも同じで、パピーだったら、コミニュケーションが強化子に十分なりうる訳です。
トレーニングでは、オヤツは強化子であって、単なる食べ物ではないんですね。
行動は、【きっかけ⁑反応⁑結果】 これがセットなんですね、
反応を維持しているものは、きっかけ(環境)と結果(強化子)これを操作することで、反応は変わって行きます。
ようはこの環境があってこの強化子があれば、同じ反応があるという事です。
なので、問題行動に取り組むときは、環境を操作する事を、最初にやり、それで変われば、トレーニングなんて必要なくなるんですね、環境を整えても反応が変わらない時に、別の行動(やってもらいたい行動)を正の強化を用いて強化の機会を与え、強化子を犬にゲットしてもらうという事、当然、正の強化なので、強化子を提示して強化するわけで、罰を使う必要が無いんです。
何をしたら犬が強化子をゲットできるか、何をの部分は、今までの知識の総量に比例するそうです、そういう意味で、愛護センターでやっている無料の躾教室は、内田さんという、知識の総量の抱負なトレーナーさんがいて、他のメンバーもすごく勉強になります。
行動を変えるには、行動の機能を考えたり色々ありますが、その辺は次回のセミナーで
最近、暑くなってきて、エリーは、ここがお気に入りのようです。
昨日は、愛護センターで石綿美香先生の1回目のセミナーでした。
とってもわかりやすく、楽しいセミナーで、うちのママさんも”早く、次も聞きたいし、初心者の人にもどんどん聞いてもらいたいね”と言っていました。
”また次も聞きたい”
まさに正の強化です、
お陰様で今回参加の方々全員が次回も、その次も出席して頂けるという事で、ありがたく思っています。
来月は19日(水)です、学習の仕組みなどなどのセミナーの予定、1DAY参加でも大丈夫です、興味のある方は、連絡をお待ちしています。
余談ですが、先生を駅まで送って行く途中で、信号待ちをしていると、後ろの車の人が「タイヤ、パンクしてますよ」と
先生が新幹線の切符をまだ買っていないという事で、GSでパンク修理してもらって駅に
時間に余裕があるのであれば、お茶でもという事で、色々と質問させてもらったりしました。
毎年やっているセミナーの先生に、同じような質問をするんですが、皆さん同じ考え方で、自分の考え方や方向性が間違っていないんだなぁと再確認できました。