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トレーニング

犬を飼い始めた10数年前は、犬の躾で困った時に、助けを求めたトレーナーさん達は、殆どが警察犬訓練所を卒業した方々で、大型犬の首には、チョークチェーンが撒かれ、犬をコマンドで管理していました。


ポッキーもランディも、それで問題もなく過ごしていましたが、それは、その子達の性格の良さに救われていたんだと思います。



べべは、凄くシャイな子で、そのようなトレーニングでは、管理しきれませんでした、それは、飼い主が下手だったこともあるでしょうし、色々迷走した結果でもあります。


犬を管理するという、同じ方向性の訓練、チョークチェーンからハルティやジェントルリーダー、イージーウォークハーネス、と道具は変えても、向かっている方向は、変わっていませんでしたし、嫌悪刺激に頼るトレーニングでした。


それこそTVチャンピオンで有名だった某トレーナーさんのDVDを全巻、観て真似したこともありました、そして、観ていてそこに出ている犬が、良い子になっているんですが、散歩の風景では尻尾も下がりトレーナーの後を、とぼとぼ歩いていく姿に、これは違うんでは、折角の散歩なんだから、犬がもっと楽しそうに、していないんだったら、散歩の意味が、、、、と考えるようになりました。

学生時代、凄く怖かった先輩に、大人になって会った時でも、昔は怖かったよなぁ、という気持ちが頭のどこかによぎり、、、、

三つ子の魂百までと言いますが、犬も、成長期に飼い主から、身体的な嫌悪刺激や精神的苦痛を与えることで、飼い主に対し恐怖を覚えるのでは、、、それがずっと記憶として残り将来的に、この人に逆らわずにいた方が自分の為になると思ったり、、、

犬は自分にとって損か得かを常に考えているので、それを、命令に従うとか、上下関係ができているとか、勘違いしては行けないと思いますし、そもそも犬は、我慢するし、飼い主を喜ばせようとするので、その習性を逆手に取ったトレーニングは、やるべきではないと思います。

良い表現をしていた方がいます。
チョークチェーンで散歩するのは、人間で言えば、首にナイフを突きつけられながら散歩しているような物で、犬がいつ来るかわからないショックを気にしながら歩くことは、ストレス発散どころか、逆に溜め込むかもしれない、と、そして、そのナイフが紙でできていたら、自由に動き回るでしょう、と。


犬を管理する事は、確かに重要ですが、犬に自由を与えたうえで、管理する事は良いですが、コマンドやリードでの管理が多くなればなるほど犬は、、、、

犬同士の挨拶、
真っ直ぐに相手に向かっていく子がいたとします。
まず向かわせないように、リードを短く持ち、「マテ」のコマンドでそこに、留まらせる、

身動きできない状態で、相手を迎えることは、犬が苦手な子にとっては、恐怖になるかもしれませんし、良い事ではないと思います、ただ精神的に強い子は、そんな状況でも平気で待つこともできるでしょう。

相手の犬に、真っ直ぐ、それも勢いよく突っ込むことは、良い事では無いので、ゆっくり遠くから近づき、相手の犬を観察する時間を設け、興奮度が上がったら引き返すという事、清き撤退も良い選択です。

ゆっくり近づく事を教えるのに、コマンドに頼らず、犬の動きを観察しながら無理なく練習する事はとても重要だと思いますが、、

12月4日5日は、BATのセミナーなんだよなぁ、案の定2日とも予約が入っていて行けませんが、この辺の事がもっと詳しく勉強できるはずです、あ~~残念。


トレーニングで、管理する事が好きな人は、そのようなトレーニングを積むといいと思います、ただ、嫌悪刺激に頼るトレーニングは、止めた方がいいと思いますし、その上で、もし、ダメだったら、同じ方向性のトレーニングを模索するのではなく、ハーネストレーニングを選択してみるといいと思います、飼い主さんの肩からす~~~と力が抜け、愛犬にも伝わるはずです。




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ねこ元気

昨年10月にストロバイトが溜まり、手術をした、茶々丸



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その後、ストロバイトができにくい食事に変え様子を観察していましたが、5月にシスチン結晶ができ、麻酔をかけて洗浄し食事を、サイエンスダイエットのCDに変えて様子を見ていた所7月に、また、同じことになり、食事をロイヤルカナンのPHコントロールや尿が中性なるように腎臓サポートを食べさせてみたりしたんですが、9月にシュウ酸カルシウム結晶ができ、カテーテルで尿を出してやる事2回、もう何を食べさせるのがいいのか??迷いに迷って



選んだのが、ねこ元気でした、




一般的には、サイエンスダイエットやロイヤルカナンなどより安い餌になりますが、これが、見事に的中



9月から現在まで、おしっこの量も出も、順調で体調もバッチリ



問題は、多め買っておいた、サイエンスダイエットのCDやロイヤルカナンの腎臓サポートが余ってしまったこと、、、、


まぁ、茶々丸が元気なので、良しとしよう。




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他の猫達も、みんな元気です

イエローリボン

首輪から、ハーネスに変える事や、犬に優しいってどういう事などの話をすることにより、数年前より随分と理解が進んできたように思います。


スポーツでも、頭で理解した上で、行動に移った方が遥かに上達は早いものです。



ところが、犬の事になると、頭で理解していても、行動まで変えられるのか??というと、中々難しい問題もあるようです。


大人の社会では、表もあれば裏もあり、こっちで言っていた事と、あっちで言っていた事が違ったり、このように、一貫性のないのが人間で、人付き合いは、こちらの方が遥かに、良い訳ですが


対犬という事になると、その一貫性のなさが、犬を混乱させてしまう事もあるようです。



正面から知り合いが犬を連れて来た時でも、自分の犬が嫌だという事であれば、道を変える、、、、これは犬にとつては、優しい飼い主の対応ですが、対人という事になると、まったく変な人になってしまいますよね。


忙しい社会生活の中で、久しぶりに会ったら、積もる話もあるので、なのでしょうが、話だけならTELもあるし、



折角の犬の散歩なので、犬を優先してやりたいなぁと思っていますが、中々、そうまで思わない、、、、頭で理解する事と、現実にギャップが、、、、、


これは、お互いの飼い主さんが、同じ気持ちで犬と接しているか、という事にも関係してくることだとも思います。


他の犬も大好き、人も大好きな犬を連れている方からしたら、正面から向かってきたのに、脇の道へ行く何て事をされたら、嫌ってるんだろうか??何て思うかもしれないし、何あの人、と思うかも??



そんな時に、まだ日本では浸透していませんが、イエローリボンを付けるという運動があります、「あの子は他の犬や人との距離が必要なんです」という合図です、それを付ける事で、他の人も嫌な気持ちにならないですむでしょうし、変な人、的に思われなくて済むし、、、、


これが犬飼いさん達の間に浸透して、相手の犬を思いやる気持ちが生まれてくると、犬さん達も、もっと社会生活が楽になるんじゃないかなぁと。



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画像は、今の話とは全く関係ありませんが、冬毛になって来て襟巻がふさふさになってきた、ひなちゃん。

今週、後半から寒くなりそうですし、風邪も流行ってきているみたいなので、気を付けましょうね。


谷浜ドッグランへ

昨年の「犬にはとりあえずハーネスを」のセミナーでモデル犬をして頂いた、ウルク君に会いに、エリーを連れて、上越市の谷浜ドッグランへ行ってきました。



高速を降りて、間違って、反対方向へ進んでしまい、大幅に待ち合わせの時間を超過してしまい、ご迷惑をかけてしまいましたが、楽しい時間を過ごす事ができました。



到着すると、ウルク君の他にシェパードとゴールデンのパピーもいて、エリーの対応はどうか??と興味津々に観察していたんですが、以外というか、普段の散歩で前から犬が来た時のような興奮はなく、ゆっくり匂いを嗅ぎながら近づいて、全く問題なし、、、、


リードは付けていたんですが、この広さが、エリーの気持ちを落ち着かせているのかもしれません。



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兎に角、ここのランは広く、ペット用の水のみ場やシャワーも完備されていて、尚且つ無料、、、、

こんなところが、長岡にも、あるといいなぁ、と


犬が、落ち着くという事は、非常に重要な事なんだなぁと言う事を再確認出来たのは



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普段は、何かあったら怖いという事で、エリーのリードを持たないママが、楽に散歩で来ていたし、、、


エリーも、少し学習したことがあります。



それは、マウントされた時の事です、最初は、父ちゃん何とかしてという、表情でいたんですが、




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こんな時は、逃げるが勝ち


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その内、何だ腰を下ろせばいいんだ、と体力を無駄に使わなくてもいいんだ、という事を学んだようでした。



早めに介入して、やってもいいのですが、エリーにとっては、いい経験になったのでは??と思いました。


その後は、マウントされる前に、自分がカットオフしてみたり、、、




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康介と一緒にドッグランへ行っても、走る姿は見ることがなくなっていたので、久しぶりにエリーの走る姿も見れたし、飼い主としては、満足な1日になりましたが、エリーは少し疲れたようでした。



それにしても、いい環境のドッグランで、また、機会があれば、お邪魔してみたいと思いました。


楽しく遊んでくれた、ウルク君達、また、宜しくお願いします。

セラピー犬

何年振りかに会った人に、うちの犬は、セラピードッグに推薦してもらい、そのテストで、3重丸で合格したんだよ、と。



確か、自分の記憶では、臆病な子だったような??気もするが、、、



気になったので、どんな面接内容だったか、聞いてみた



面接といっても、直接現場での面接で、車いすの脇に乗せられたり、抱っこされたり、、、



その状況で、とても大人しく良い子にしていたという事で、3重丸で合格です、と言われたとか



飼い主さんに、それって固まっていたんじゃないですか?と聞くと、



そうなんですよ、家に子供の友達が来て抱っこされたり撫でまわされたりしても、じっと我慢してるんです、と。




その固まった状態は、強いストレスが掛かった時の状態ですよ、飼い主だったら、その状況から、早やく、助けるべきで、セラピー犬としての活動も止めた方が、その子のためだと思いますよ、と伝えましたが、、、


今回のケースのように、セラピー犬を使った活動をしている方々が、犬のストレスについて、もう少し気を付けてくれたり、勉強してくれていれば、こんな犬の気持ちを無視した勧誘はしないと思いますが、、、、


素人が、セラピー犬の主催者側の、「三重丸です」という言葉に対し、どう感じるか


うちの子は、凄い素質があるんだ、なんて思って、どんどん犬を苦しめることにならなければいいけど。


折角の素晴らしい活動なので、本当に、セラピー犬に向いている子もいると思いますので、そういう子を見つけて活動を続けていってもらいたいと思います。

犬の管理

犬と一緒に暮らすという事の中で、管理する事は、とても重要になるとおもいます。


では、どんな管理の仕方がいいのか、逆に管理だけでいいのか、と色々思う所があります。



トレーナーさん的に言えば、コマンドによる管理が主体になると思うのですが、うちは、殆どコマンドというものを使いません。



先日も、あるオフ会に行ったとき、自分たちが、椅子に座っていると、その脇で大人しく伏せをしてくれていたり、、、


コマンドによる管理ではなく、犬が自ら考え、それを選択してくれたという事だと思います。


ただ、犬に自由を与え好き放題にやらせるという事でもなく、そこに管理が生まれて来るんだと思います。



ロビーから食堂へ向かう


そこには、入っては行けません、とリードを固定し、でも、すぐにこっちに来てではなく、犬がその位置から確認して納得したら戻ってきてくれます。


戻ってきてくれたら、「いい子」という事にしているので、コマンドで管理された犬のように、きびきびとは反応しません。



一緒に生活していく犬達なので、こちら側からの要求ばかりを突きつけはせず、自由も与えます、散歩でハーネスとロングラインを使うのも、そのためです。



子供もそうですが、管理されて育つと自分で考えるという事が苦手になるように思います、犬も同じで、コマンドがないと、どうしていいかわからなくなり、いざという時にパニックになったり、、、


管理しすぎない事、一緒に暮らすんだから、お互いに相手の事を思いやって、暮らしていきたいと思いますが、犬達がこっちの事を思いやってくれるなんて期待してませんけどね。

11/07のツイートまとめ

pocky30693600

今の所、ヒートの気配なし、今年は、何とかエリーを連れて、オフ会参加できそうです。
11-07 10:02

人それぞれ

犬と生活を始めたころ、犬関係の方に言われたことがあります。


人間の子供と同じように、犬にも教育(躾)が必要だし、上を目指して教育すべきだ、と。



人間もそうですが、レベルの高い高校や大学に行けるように教育するし、確かにその通りだなぁ、、、



でも、飼い主が、この程度なので、この位でいいや、、、、


そして、10数年の歳月が流れ、自分の犬を見て、今までの事を振り返る、、、、



大した教育もしなかったけど、それなりに、可愛い子に育ったような(親ばか)気はします。


当時、犬の躾は、良い事に対してはオヤツをやったり、褒めたり、悪い事をしたら頭を地面に押し付けたり、アルファロールといってお腹を出させたり、リードをジャークしてみたり、、、



これを人間に例えたら、虐待??


犬の躾だから許されていたことも、時がたち、現在は、まったく違った考え方が主流になりつつあります。



ある人に、犬の躾けの事で、「それ違うんだよね」というと、


他人の家の躾に対して、とやかくいう事はないでしょう、と


でも、人間に例えてみてください、子供が親に、公共の場で叩かれたり蹴飛ばされたりしていたら、どうでしょう??


それが、しつけと称され毎日続いたら、虐待ですよね。

表に出なければ、家庭内暴力による虐待、、、、



人間の世界で、虐待なのに、犬の世界では躾???


まして、人間の子供は、その夫婦の愛の結晶であったり、快楽の副産物かもしれませんが、二人の責任の下、できた子です、二人が責任を持って教育する必要があるし、極端な事以外は、そこの家庭の躾けの範囲内でいいと思います。



でも、動物は、ペットショップで購入した子達が殆どです、そこの家庭に行かなければ、別の躾をされていたかもしれません、

それを考えると、動物の躾けというものに対して、考えるべきことがあるように思います。


動物たちに負担の掛からない、それでいて、動物たちが理解しやすい、、、、


そんな、躾け方を模索しながら、ハーネスとロングラインでまったり散歩を楽しむ日々です。

11/01のツイートまとめ

pocky30693600

中型犬用、5mリード作ってみました。重量は120g、超軽いです。 https://t.co/etulgbJbI7
11-01 20:55

プロフィール

malaku2003

Author:malaku2003
ドッグライフサポート    ひまわり

第一種動物取扱業の種類 訓練
番号 新潟県長保第1904019号
所在地 新潟県長岡市
登録 元年10月18日
期限 6年10月17日
氏名   小川雅浩

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